
北海道上川郡東川町に本社を置く家具制作会社「北の住まい設計社」。
当初は家具制作のみでしたが、現在ではお客様の希望に応じて家造りまで請け負っています。工房は森の中の廃校をリノベーションしたもので、北海道の木材を使ったものづくりをしています。今回は、そのショールームを訪れました。
廃校をリノベ!自然の中で行う「北の住まい設計社」のものづくり
開催日は必見!東川町の魅力が集まるファーマーズ・ガーデン・マーケット


訪問したのは、不定期開催されるファーマーズ・ガーデン・マーケットの日。東川町の中心部から車で約10分の森の中が会場です。


マーケットには、東川町だけでなく近隣の白滝村、深川町、愛別町などからも出店があり、とても賑わっていました。白滝村からは新米を使った炊き込みご飯、深川からはミニトマトやナス、りんご、愛別からは採れたての大きなえのきや舞茸など、あちこちの名産品が手頃な価格で販売されています。素敵な魔女さんがハーブを売る可愛らしい出店もありました。
もちろん、普段なかなか買う機会がない東川町のパン屋さんの出店もあり、広い道内を巡ることなく、ここ一箇所でまとめてお買い物ができるのは道民としてもありがたい限りです。かわいい海外の雑貨の販売もあり、ずっと探していた小さなほうきも手に入れることができました。
チャリティー木工品も!職人の心意気を感じる出店
北の住まい設計社さんの出店もありました。カゴやたわしなどの雑貨に加え、職人さんが仕事の合間に余った材料で作ったという積み木などの木工品も販売されており、売上金はすべてチャリティーになるとのこと。とても良心的な値段だったので、思わずサイドテーブルも購入しました。
暮らしを豊かにする「北の住まい設計社」のショールーム
一通りマーケットを楽しんだあとは、いよいよお目当てのショールームへ。
センスの良い暮らしの道具に出会える1階フロア
中にはアパレル、生地、シューズ、キャンプ道具、器、調理器具、掃除道具、石鹸などの身の回りの品々が展示されています。どれもセンスがよく、何より日常で使いやすいものばかり。芦屋のお店のグリーン販売もあり、ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。




家具制作で出た石や皮の端材も格安で販売されており、同社がものを大事に扱う姿勢が伝わってきます。
シンプルで美しい!木のぬくもりを感じる家具展示(2階)

店舗の2階へあがると、椅子やテーブルなどの家具や什器類が展示されていました。シンプルで飽きの来ないデザインに、手触りの良い木材が美しく、思わず触れてみたくなります。ショールームに流れる動画からは、ここで作られるものたちが愛情を持って作られていることが伝わってきました。
土日限定!併設カフェでホロホロの煮込みランチを堪能
一通り見たあと、お隣のカフェでランチを。週末などは結構混むようです。

ランチは土日限定の牛ホホ肉の煮込みをオーダー。お肉は大きな塊でしたが、お箸でも崩せるほどホロホロに煮込まれた柔らかさでした。使用されているのは旭川の谷口農園さんのお野菜だそうで、野菜の味が濃く、とても美味しくいただきました。
お支払いは1,000円以上からクレカ決済が可能です。
北の住まい設計社ショールームへのアクセス
住所:〒071-1437 北海道上川郡東川町東7号北7
電話:0166‐82‐6800
最後に:東川町の暮らしを体感する場所
今回の訪問で、北の住まい設計社が単なる家具メーカーではなく、「ものを大切にし、心地よい暮らしを提案する」理念を持った会社であることが強く伝わってきました。
訪問してわかった魅力のポイント
- 自然の中の非日常空間: 廃校をリノベしたショールームは訪れるだけでも価値あり。
- マーケットの賑わい: 東川町近隣の美味しいものや、作り手の温かさを感じられる。
- 使いやすさにこだわったセレクト: 暮らしの道具やアパレルなど、センスの良い品々に出会える。
- カフェでのランチ: とろけるような煮込み料理や谷口農園の野菜を使ったランチは訪問時のハイライト。
東川町や旭川方面へお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。最新のマーケット開催情報は、公式サイト@kitanosumaisekkeisha_shop をご確認ください。



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