北海道・札幌のアートとアンティークを巡る。隙間時間で見つけた、心がふっと軽くなる場所。
札幌のアートをすべて知っているわけではありません。 仕事の合間や休日、限られた時間の中で少しずつ足を運びながら、あちこちの場所を巡っています。
派手な場所ばかりではないけれど、扉を開けた瞬間に空気が変わったり、作家さんの手仕事に触れて背筋が伸びたり。 訪れるたびに、忙しい毎日でささくれ立った心がふっと軽くなる。 そんな私なりの「お気に入りの場所」を、少しずつ整理してまとめています。
「今度の休み、どこへ行こう?」 そんな時の小さなヒントになれば嬉しいです。
【商業施設(アンティーク・古道具)】暮らしの中に「好き」を連れて帰る

「古くて美しいものが好き」という気持ちで繋がった、大切な場所。札幌の街角にひっそりと佇む、個性的で温かいお店を紹介します。
- 札幌平岸「ぷかぷか」:昭和レトロな雑貨に囲まれて 一歩足を踏み入れると、懐かしい昭和の世界へタイムスリップしたような気分に。ポップで可愛い雑貨だけでなく、美術品ともいえる品々は、見ているだけでも楽しめます。 [→ 昭和レトロな雑貨探し。「ぷかぷか」訪問記はこちら]
- 札幌円山「flou(フロウ)」:暮らしに馴染むブロカント 店主さんの審美眼で選ばれた古道具は、どれも物語を持っています。静かな空間で、自分だけの一生ものに出会えるかもしれません。 [→ 古道具と紡ぐ物語。「flou」の詳細レビューはこちら]
- 札幌「十年二十年」:美しい手仕事と静かな時間 週に数時間だけ開く、まさに隠れ家のような場所。ここで選んだ道具は、日々の暮らしに静かな彩りを与えてくれます。 [→ 「十年二十年」で見つけた、時を刻む道具たちはこちら]
暮らしを彩るヒント: カフェの壁に飾られた一枚の絵や、古道具店で見つけたブロカント。そんな「好き」に出会える場所も、私の大切な散策ルートです。 [→ お気に入りの商業施設の記事はこちら]
【ミュージアム】日常を少しだけ離れて、深呼吸

美術館や博物館は、高い天井を見上げるだけで、大きな時間の流れの中にいる自分に気づかせてくれる「心をリセットする場所」。大規模な展示から、地域に根ざしたユニークなコレクションまで。
- 北大総合博物館:知的好奇心が満たされる無料スポット 札幌の中心部にありながら、驚くほど広大で深い知の世界。無料でこれほどのアートと学びに触れられる場所は他にありません。 [→ 北大総合博物館で過ごす、贅沢な知の時間はこちら]
- 浜中町:モンキー・パンチ・コレクション探訪 少し足を伸ばしてでも行きたい、ルパン三世の聖地。作家の情熱が詰まった空間は、ファンならずとも圧倒されるエネルギーがあります。 [→ 浜中町でルパン三世の世界に触れる旅はこちら]
- 函館美術館:九千房政光の仏像に祈る 函館への旅で出会った、力強くも優しい彫刻。その迫力と繊細さは、今も鮮明に心に残っています。 [→ 九千房政光氏の作品に触れる、静かな感動はこちら]
季節の移ろいと共に: その時々の企画展を巡りながら感じる、光の美しさや作家の情熱。心が少し疲れた時にこそ、大きなアートの力を借りて深い呼吸をしたくなります。 [→ ミュージアムや企画展のレビュー一覧はこちら]
【ギャラリー】扉の向こうにある、静かな対話

大きな看板はないけれど、そっと扉を開けると自分だけの時間が始まる。そんな小さなギャラリーには、日々の喧騒を忘れさせてくれる優しさがありました。
- 真駒内「GALLERY kamokamo」:光と影が紡ぐ、切り絵の静かな世界 住宅街の中に佇む、落ち着いた雰囲気のギャラリーです。ここで出会ったのは、繊細な切り絵が落とす「影」までがアートの一部になるような、静謐な空間。作家さんの丁寧な手仕事に触れていると、慌ただしい日常を忘れ、自分自身の心もゆっくり整っていくのを感じました。 [→ 切り絵と影のアート体験。ギャラリーカモカモさんの記事はこちら]
- 札幌「ギャラリー創」:佐藤一明氏の「見てくる犬」に癒されて 街の中にあるギャラリーで出会った、愛らしい犬たちの彫刻。じっとこちらを見つめる瞳に、ささくれ立った心がふっと丸くなるのを感じました。 [→ 愛と癒しのワンコたち。佐藤一明展のレビューはこちら]
- 札幌円山「アートギャラリーHOI」:若手作家たちの瑞々しい感性 マンションの一室にある、隠れ家のようなHOIさん。ここでは、北海道出身の若手アーティストたちの力強いエネルギーに触れることができます。「今」を生きるアートが、日常に新しい風を吹き込んでくれました。 [→ 北海道の若手作家に出会う。グループ展「FOUND」の感想はこちら]
- 北広島「黒い森美術館」:森の中で植物のアートに浸る 札幌から少し離れた、静かな森の中にある美術館のようなギャラリー。スキャンアートという不思議な技法で描かれた植物たちは、見慣れた自然の美しさを改めて教えてくれます。 [→ 樹も観る森も観る。黒い森美術館のレポートはこちら]
もっと、表現のそばへ:扉を開けるまでは少しドキドキするけれど、その先にはいつも新しい発見があります。 次の休日の行き先を探すように、ぜひ覗いてみてください。[→ ギャラリー巡りの記事はこちら]
【happa memo】言葉を知ると世界が広がる。もっと知りたい、アートの背景

展示を見ていると出会う「これって何だろう?」という言葉。自分なりに調べたメモが、同じ疑問を持つ方の役に立てば嬉しいです。
- コスチュームジュエリー:シャネルも愛した、自由な美しさ 「本物の宝石」とはまた違う、デザインの自由さと輝き。ジュエリーとしての歴史を紐解きました。 [→ わかりそうでわからない。コスチュームジュエリーの解説はこちら]
- パート・ド・ヴェール:光を透かす魔法のガラス その神秘的な質感はどうやって生まれるのか。歴史と技法を知ると、ガラス作品を見る目が変わります。 [→ ガラスの神秘。パート・ド・ヴェールの世界はこちら]
アートを言葉から楽しむ:素敵な作品に出会ったとき、その背景や名前の由来を知ることで、目の前の景色がさらに色鮮やかに見えることがあります。[→ アートと言葉のメモ帖「happamemo」はこちら]
変わっていくもの、残るもの

季節が巡るように、展示も場所も、街の景色も少しずつ変わっていきます。
けれど、その時々で静かに心に響いた「余韻」や、ふとした瞬間に感じた「心の揺らぎ」は、私の中にずっと大切な記憶として残っています。
形あるものは変わっていくけれど、そこで受け取った「思い」は消えない。
これからも、ゆっくり少しずつ書き足していきますので、お付き合いいただけたら幸いです。
あなたの日常にも、素敵な出会いがありますように。